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前ボケについて
- 2005/04/20(Wed) -
どうもデジタル物のネタが少なくて恐縮ですが・・・
今日は写真独特の表現であるボケ、とりわけ前ボケについて考えてみることにしましょう。

ボケを利用するのは一般的には背景ですね。
背景を綺麗にぼかすことで、主題となる被写体が引き立つようになります。

花の場合は前ボケをうまく活用すると、画面に柔らかな色が広がってソフトフォーカス的な味わいが出たり、奥行きが強調されたりします。

それでは、実際に作例を使って見ていきましょう。
なお、撮影場所は自宅の花壇で、機材はキャノンEOS20D TAMRON SPAF90㎜ f/2.8MACROを使用しています。


作例1 前ボケ殆どなし

IMG_6977.jpg

このブログのために撮影したわけではありませんので、若干前ボケが入っています。
むしろ入れたというよりは、入ってしまったという方が正しいですね。
背景が暗いため、より露出を切り詰めることで赤いチューリップの花びらの諧調を出したかったというのが狙いです。
トップライト気味の光線で陰影がつき、まずまずの結果であるとは思います。
でも、何だか物足りないですね。

※撮影データ ISO200 SS1/500 f/4.0 -0.7補正



作例2 前ボケあり

IMG_6976.jpg

作例1よりもカメラを少し下げて、葉がレンズに被るように撮影しました。
前ボケの形がまだはっきりとしている上に、何だか全体的に重い感じがすると思います。
-0.7補正では少々狙いから外れる露出と言えそうですね。

※撮影データ ISO200 SS1/500 f/4.0 -0.7補正



作例3 完成

IMG_6983.jpg

ならば、露出を明るめに設定してみましょう。
さらに少しだけ右に寄って、レンズの左右に葉が被るようなポジションを選んだらどうでしょう。
ファインダーを覗きながら、最も前ボケが綺麗に見えるところでシャッターを押しました。
ご覧のように、前ボケの緑が明るい黄緑となって画面のかなりの部分に入り込むようになりました。
チューリップは少し明るめとなりましたが、ソフトでポップな色調になったと思います。
これで完成ですね。

※撮影データ ISO200 SS1/320 f/4.0 +1.0補正


写真と言うのは感性の産物といえると思います。
見る人によっては「まだまだ・・・」ということもあるでしょう。
皆さんもトライ&エラーで自分自身の世界を広げていってみましょう。
いろいろと試すことによって、被写体を違う目で見ている自分自身を発見しますよ。

では、楽しい写真ライフを!
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コメント
- -

前ボケを入れる撮影はマクロならではという感じがしますね。
エクステンションチューブを使ってみてそう思いました。
ピントが合う範囲が狭いので、
すぐに前ボケ、後ボケになりますね。マクロ撮影はまさにイメージの世界ですね。
2005/04/21 00:15  | URL | ふみ #-[ 編集] |  ▲ top

- -

前ボケも後ボケも、デジタルの利点を生かして、
何度も試し撮りができるのがいいですね。

後ボケは、結構、普段でも実践できますが、前ボケって
なかなか多用していないケースが多いです。

少し多めと思うぐらいに被った方が、効果的なのでしょうか?
2005/04/21 01:10  | URL | FOX #-[ 編集] |  ▲ top

- -

私も前ボケを考えて撮る事がありますがどうも大胆に入れる事はできないんですよ。
この作品のようにどーんと入れると全然雰囲気が変わるんですけどね。
やっぱり写真は感性の世界ですね(^^)
あっあとその人の癖というか性格も出るのかもしれませんね(^^)
2005/04/21 07:49  | URL | しーたけ #-[ 編集] |  ▲ top

- -

前ボケ使いこなして見たいですね。
もともと風景だけ撮っていたのでこんな技術があることすら知りませんでした。
ZEISSさんやしいたけさんの写真をみてボケの美しさに惹かれました。
後ボケは自然に出来ますが、前ボケは狙わないといけないので、物にするにはしばらくかかるかもしれませんね。これからも色々教えてください。
2005/04/21 09:32  | URL | N2 #-[ 編集] |  ▲ top

- ふみさん -

中間リングをつけても同じことはできますよ。
但し、被写界深度が極端に狭くなりますから、ピント合わせには機を使いますね。
かと言って、前ボケを使うときはあまり絞れませんしね・・・
何枚か撮って、その中から選ぶくらいの気持ちでガンガンやっています(笑)
2005/04/21 09:37  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- FOXさん -

仰るとおりですね。
デジタルですから、枚数を気にしないでガンガンいけますから。

>少し多めと思うぐらいに被った方が、効果的・・・
だと思います。
あとは何を前ボケにするかでも変わってきます。
出来れば濃い色は避けた方が無難でしょう。
画面が濁っちゃいますので、できれば同系色か明るめのものを選べばOK牧場ですね。
緑の葉なんかはうってつけですよ。
2005/04/21 09:40  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- しーたけさん -

「悪魔のように繊細に、天使のように大胆に」という言葉がありますが、私は好きな言葉です。
写真にも、そのまま当てはめることが出来るんじゃないかと・・・
でも、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」ですから、気をつけてはいます。
2005/04/21 09:43  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- 溶けた光 -

焦点の合わせ方で被写体の写り方が変わるものですね。
最後の葉の緑の溶けた光に包まれた花は全体が優しい溶けてしまいそうな柔らかさでいい感じで伝わってきました。
2005/04/21 09:48  | URL | キヅカレ #-[ 編集] |  ▲ top

- N2さん -

トライ&エラーの精神でガンガンやってみましょう。
私もどれだけ人に言えない失敗をやらかしているか・・・
今でも恥ずかしいくらい、やっていますよ。
発表しているのは、うまく撮れたものだけです(笑)

ボケはうまく使えば、立体感や奥行きを表現できますから。
肉眼では無理な世界で、写真特有のものですよね。
これだから写真は楽しいんだと思います。
2005/04/21 09:48  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- キヅカレさん -

ありがとうございます。
この溶けるように、というのが前ボケを使うポイントでしょうね。
もとの形がわからないくらい接近して、あたかもカラーフィルターのような役目をして貰うんです。
そして主役を引き立ててくれれば、言うことなしなんです。
2005/04/21 10:16  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- -

前ボケに、ハマリ中の私にピッタリの内容でした。
前ボケを入れる時は、あまり暗くない明るめな物を入れた方が良いのですね。

最後の写真みたいなのが、自分で撮影できたらその日一日が幸せに終われそうだ(笑)

2005/04/21 10:56  | URL | あんる #-[ 編集] |  ▲ top

- あんるさん -

デジタルですから、試行錯誤で頑張りましょう!
いろいろとやっているうちに、自分の世界ができてくると思います。
とにかく、写真の世界はこんなことやっちゃダメと思わずに、様々な角度から撮ってみましょうよ。
2005/04/21 12:13  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- -

私もこんな風に撮りたくてマクロレンズ買ったんですがねぇ。
もちろん前ボケも後ボケも気にしてますがなかなか上手くいきませんね。
実を言うとカタクリの時の大砲持った人と話したおかげでちょっと訳わかんなくなってます。
よし、GWは自分探しの旅に・・・あ、ダメだ田植えだ・・・。

2005/04/21 22:41  | URL | EAGLE #-[ 編集] |  ▲ top

- EAGLEさん -

前ボケは難しく考えると旨くいきませんから、シンプルにいったほうがいいですよ。
ちょうど躑躅が咲き始めましたので、いい題材かもしれません。
同系色の場合は、露出は明るめがいいんですが、デジタルの場合、赤系統は「色飽和」を起こしやすいので要注意ですね。
2005/04/21 23:43  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- -

私も背景のボケは気にしますが、前ボケは考えも及ばなかったです。ボケの入れ方で、作品のイメージががらりと変わりますね。
私も、大胆にボケを使ってみたいです。

2005/04/22 00:17  | URL | オクトパス7号 #-[ 編集] |  ▲ top

- オクトパス7号さん -

前ボケは作品のイメージががらりと変わる効果があります。
ストレートに撮影して面白くなかったら、使ってみるのも手です。
使うときは「大胆に」がキーワードです。
今度お試し下さい。
2005/04/22 00:54  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top


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