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レンズに入る余分な光線をカットしましょう!
- 2005/04/23(Sat) -
今回はちょっと長いです(汗)

さて、皆さんはこの写真を見てどのように感じたでしょうか?

IMG_7101.jpg

「おっ、EOS20Dだ。いーじゃん!」
「頑丈な三脚に載せているからOKだね!」
といったところでしょうか?
ちょっと待って下さい。


IMG_7102.jpg

よく見ると、レンズに太陽の光が直接当たっていますね。
このような状態ではクリアな写真を撮ることが難しくなります。
では、このまま撮影したらどうなるんでしょうか?


IMG_7112.jpg

あれあれ、フレアがかって何だか締まりのない写真になってしまいましたね。
何も対策を施さなければ、このような結果になってしまいます。
では、次の写真はどうでしょうか?


IMG_7111.jpg

上の写真とはかなり違った結果になっています。
フレアは発生せずにコントラストがあって、シャドー部も締まったものになっていますね。
きちんと有害光線をカットすれば、余程の悪条件でもない限りはクリアな写真を得ることができます。

では、いよいよ本題です。
レンズフードはご存知ですね?


IMG_7103.jpg

このようにレンズにフードを装着すれば、少なくとも最小限の有害光線はカットができます。
最小限と書きましたのは、これでも完全ではないという意味です。
なるほど、さっきとは違ってレンズには直接光が当たっていませんね。
でも、この時期の午前10時30分頃というのは太陽の位置が高くて、トップライト気味の光線となっています。
もっと早い時間だったり、夕方の低い光ですと防ぎきれないことになります。


IMG_7104.jpg

そこで、私はこのような深いレンズフードを使うようにしています。
ゴム製の三段伸縮式ですから便利ですよ。
APS-Cサイズの撮像素子を使っているデジタル一眼レフですと、焦点距離が28㎜でもケラレは発生しません。
但し、PLフィルターなどを使用した場合はケラレが出ますので注意が必要です。
その場合は、縮めれば問題はありませんが・・・


IMG_7113.jpg

左がHOYA製、右がCanon純正のフードです。
深さが違うことが分かりますね。
では、実際に装着した状態を横から見て比較してみましょう。


IMG_7106.jpg

これはCanon純正です。
フルサイズもしくはフィルムカメラ装着を前提としていますので、このような切り欠きがある花形フードとなっています。


IMG_7105.jpg

こちらはHOYA製のフードで一番長い状態にしてあります。
全く同じ位置での比較写真になっていないので心苦しいのですが、有効長で1cm長くて切り欠きもないため、有害光線をカットする効果は大きくなります。
でも、これでも完全ではないんですよ。

では、どうすればいいんでしょう?
いわゆる「ハレキリ」を行います。
そうすればかなりの確率で有害光線をカットすることが出来ます。
眩しいときは、サンバイザーや帽子を被ったり、そうでない場合は手を目の上にかざしたりしますよね?
それが「ハレキリ」です。


IMG_7107.jpg

このような写真用品が販売されています。
ズミマセン、商品名は忘れました(爆)
ホットシューに装着して使いますが、柄がフレキシブルになっていて、自由に位置を調整することができます。
特に手持ち撮影の時に便利ですね♪
ご覧のように、レンズに太陽光はまったく当たっていません。
如何ですか、レンズフードだけの場合よりも効果が大きいことがおわかりいただけたでしょうか?


IMG_7115.jpg

製品をアップで見たところです。
いいことづくめのようですが、泣き所もあります。
柄の自由度が高いため、風が強い時は動いてしまって画面に被ることがあります。
まあ、手で押さえればいいんですが・・・


IMG_7109.jpg

参考までに、このような「ハレキリボード」を使うやり方もあります。
これは厚紙に黒いラシャ紙を貼ったお手製のものです。
黒い下敷きでもOKですが、できる限り反射がないものが望ましいですね。

如何ですか、参考になりましたでしょうか?
いい写真を撮ろうとするなら手間を惜しんではいけない、と私は思います。
写真は「一期一会」の世界でもあります。
きちんと準備をして、二度と来ないかもしれないチャンスを是非ともモノにしましょう。
長々とお付き合い下さいまして、ありがとうございました。

では、楽しい写真ライフを!
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コメント
- -

ハレギリって、大事ですよね!
広角レンズの逆光ぎみの場合、注意しないとアレレ
の状態になりがちです。
片手で急場を凌ぐ場合もありますが、手ぶれや効果不足の場合もあるので、
やはり道具が一番ですね!
>写真は「一期一会」の世界でもあります。
>きちんと準備をして、二度と来ないかもしれないチャンスを是非ともモノにしましょう。
(._.) φ メモメモ
2005/04/24 00:05  | URL | FOX #-[ 編集] |  ▲ top

- -

いつも参考になるお話を有難うございます。
KissDigitalを使い始めたころ、フードをつけないで使っていました(^^;)
今は必ずつけて撮影してますよ、もちろん(^^)
2005/04/24 00:06  | URL | オクトパス7号 #-[ 編集] |  ▲ top

- -

人間も太陽が眩しいときに手で目の上を翳しますよね。結局レンズもそれが必要ということになりますね(^^)
最近は超広角でフードも一苦労なのですが・・・

確かにいい写真を撮ろうと思ったら手間を惜しんではだめですね(^^)
2005/04/24 06:54  | URL | しーたけ #-[ 編集] |  ▲ top

- FOXさん -

うーん、私も急場しのぎに片手ハレキリをしたことはありますが、まずぶれますね。
そこで、あ「のアーム付ハレキリマシーン」(笑)なんですが・・・「サンシェルター」とかいう名前だったかもしれません。
これは絶大なる効果があります。
大手量販店しか扱っていないかもしれませんが、今はネットの時代ですから手に入りやすいかもしれません。
2005/04/24 09:55  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- オクトパス7号さん -

何だか偉そうなことばかり書いているような気がして、時々気が引けるんですよ。
でも、私の長年の経験が少しでもお役に立てばと思い、写真教室?みたいな展開になっちゃうんです(笑)

以前は販売店の店員がきちんとそこまで客に説明したものですが、今はそのようなことをしないし、また客も求めない・・・
だから間違った解釈や使い方が出てきてしまうんですね。
挙句の果てには、掲示板で理由も無く叩いてしまう。
困ったもんです。
2005/04/24 09:58  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- しーたけさん -

前に上高地で見た光景なんですが、大判カメラを使っている人が黒い傘をさして撮影をしていました。
理由の一つが「ハレキリ」でもう一つが「霜よけ」なんですね。

日傘という発想はいいかもしれませんね。
でも、超広角では使えない手でしょう。
そうすると「ハレキリボード」が一番有効かも知れません。
2005/04/24 10:02  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- -

フードは、なんとなく格好良いから付けておこうと言う位の理由でつけてました。。やはり純正で付属してくるからにはそれなりの理由があるのですね。

それと、あの全体が白っぽく写るのがフレアなんですね。
フレアって言葉は良く目にしたんですがやっとわかりました。たまに、自分で撮影した写真も白っぽくなってて、何だろう?って思ってましたが、やっと謎が解けました。

2005/04/25 15:09  | URL | あんる #-[ 編集] |  ▲ top

- 私の場合 -

私の場合、フード無しで撮影することが多いです。
ニコンのレンズだと、やはりそれないの結果しか出てないのですが、あまりそれを不満には思っていません。逆にそのときに出るフレアが邪魔にならないように構図を採ってみたり、画面のアクセントにしてしまうことが多いです。

ペンタックスのレンズだとそこら辺の許容範囲が大きくなるので、別にあまり問題になることは少ないですね。

私の場合、それよりも被写体のヘッドライトや街灯の灯りがレンズ内で暴れまくることのほうに悩まされています。こればっかりは、フードで解決できないですから・・・・
2005/04/25 15:48  | URL | きつねのるーと #C9/gA75Q[ 編集] |  ▲ top

- あんるさん -

フードは付属していないレンズも結構あるんですよ。
純正レンズだと、レンズメーカーに対抗すべく?価格を設定しないといけませんから。
EF50㎜f/1.8Ⅱとか、EF-S18-55㎜あたりはそういった理由だと思います。

フレアを活かす撮影方法ってのもあるんですが、それは又の機会に!
2005/04/25 17:39  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- きつねのるーとさん -

ズームレンズは単焦点レンズと比較してレンズ枚数が多いですから、フレアやゴーストは出やすくなりますね。
特に古いレンズほど、その傾向は強くなるような感じです。

その点、ペンタックスは違いますね。
これでもか、と太陽を入れても綺麗に写りました。
これだけは他のメーカーは足元にも及ばないでしょう。

私が使っていたCarl Zeissのレンズでもいろいろとありました。
そんなに皆が騒ぐほどのものでもないなあ、というのが今の感想です。
確かに、当時のYASHICAが売出した30年近く前の国産レンズのレベルなら差はあったでしょうが、今はそれを超えるレンズはざらにあります。

差があるとすれば、後は「味」でしょうか。
ライカを使う人がよく使う言葉ですが、こればっかりは使っている人の満足心の世界ですからね。
レンズネタは荒れる元だから、このへんで・・・
2005/04/25 17:47  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top

- -

非常に参考になりました。
あまりフード等には拘っていなかったのですが、これからは拘ってみたいと思います。
2006/11/20 23:48  | URL | てっぴ #G91RSZjw[ 編集] |  ▲ top

- てっぴさんへ -

ご覧くださってありがとうございます。
スミマセン、偉そうなことをそちらで書いちゃって・・・
2006/11/21 08:46  | URL | ZEISS #G5I2Jj2c[ 編集] |  ▲ top


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